【アメリカ猫生活】犬派の私が、7匹の保護猫と暮らすことになった理由

アメリカ生活

こんにちは、カリママです!

アメリカで「猫を7匹飼っています」と言うと、駐在員の友人には必ず二度見されます。

実は私、もともとは大の犬派。 そんな私がなぜ、異国の地で7匹もの猫に囲まれて暮らすことになったのか?

きっかけは、近所のペットショップPetSmartで起きた「40匹の子猫置き去り事件」でした。

この記事では、ボランティアでの衝撃的な出会いから、6匹の兄弟猫を一気に引き取ることになった経緯、そして個性豊かな7匹との賑やかな暮らしを紹介します。

猫を飼うことになったきっかけ

私は幼少期から犬に囲まれて育った大の犬派でした。 家族みんなが動物好きで、家には常にカメや金魚、ハムスターなどがいてまるで小さな動物園。でも、そこにはなぜか「猫」だけがいなかったんです。

転機が訪れたのは、私が学生になった頃。 母の会社の知り合いから「野良猫をもらってほしい」と頼まれたのがきっかけで、初めて猫を迎えることになりました。

その子は生まれつき心臓に病気を抱えていて、わずか3年という短い生涯で虹の橋を渡ってしまいましたが、その子との深く濃い時間が私を完全なる猫派へと変えました。

そんな私がアメリカへ渡り、新たな猫ライフではなく、当初は勉強の日々を送っていました。「いずれはアメリカで獣医学を学びたい」という夢があったからです。

学校への出願にはボランティア活動の実績が必須だと知り、近所のPetSmart(アメリカの大手ペットショップ)で見かけた保護猫ボランティアに応募することにしました。

そこで運命を変える出会いがあります。 ボランティアを通じて知り合った、熱心に保護活動をしている女性から、ある日衝撃的な連絡が入りました。

Aさん
Aさん

駐車場に40匹もの子猫が置き去りにされていたのよ…そのうちの6匹を、短期間だけフォスターケアしてくれない?

それまで成猫の飼育経験はありましたが、生まれたばかりのような小さな子猫のお世話は初めて。 私にできるかなという不安もありましたが、いざ6匹の小さなお客さんを迎え入れてみると、お世話に追われる日々が驚くほど楽しく、充実していたのです。

これが、今の大家族生活の始まりでした。

6匹の猫を「全員引き取る」と決めた日

当初の予定では、あくまで私は一時的な預かりでお世話していました。 この子たちが少し大きくなり、ワクチン接種などの準備が整ったら、それぞれ里親を探して譲渡することが決まっていました。

しかし、ここで予期せぬトラブルが発生します。 なんと、私にフォスターを依頼してきたあの保護活動家の女性と、突然連絡がつかなくなってしまったのです。

今後の指示を仰ごうにも連絡が取れず、状況は宙ぶらりん。当然、6匹の子猫たちの食欲は待ってくれません。凄まじいスピードで消費されるキャットフード代などの飼育費用も、いつの間にか私たち夫婦がすべて負担する状況になっていました。

里親探しも進められず、不安がよぎり始めた頃、夫がさらりとこう言ったのです。

夫

もうこの際、俺たち二人で責任を持って、みんな一緒に引き取って育てよう!

その言葉を聞いた瞬間、驚きよりも先に、ホッとしている自分がいました。 毎日ご飯をあげてお世話をする中で、私の中にもすでに深い「情」が湧いていて、心のどこかで離したくないと思い始めていたのです。

夫の男気ある一言に背中を押され、私は腹を括りました。「よし、この6匹全員、うちの子にしよう!」と。

こうして、予想外のハプニングから、6匹の兄弟猫との「家族」としての生活が正式にスタートすることになったのです。

7匹大家族の意外なバランスと、時々飛んでくる「猫パンチ」

こうして大家族となった我が家ですが、忘れてはならないのが、アメリカに来て間もない頃に迎えた先住猫、黒猫の「ルナ」の存在です。

突然6匹もの子猫がやってきて、ルナはストレスを感じないだろうかという心配をよそに、彼女は驚くべき包容力を見せてくれました。

右も左もわからない子猫たちに寄り添い、まるで本当のお母さんのようにお世話をしてくれたのです。ルナの助けがなければ、あの日々は乗り切れなかったかもしれません。

現在の我が家の構成は、以下の通りです。

  • メス(計3匹): 先住猫のルナ(黒)、サビ猫1匹、ハチワレ1匹
  • オス(計4匹): キジトラ1匹、ハチワレ3匹

一般的に、オス猫同士は縄張り意識が強くて喧嘩しやすいなんて言われることもありますが、我が家のボーイズに関してはそんな心配は無用でした。

生まれた時から片時も離れず一緒にいるからか、4匹の結束は固く、毎日仲良く遊んでいます。メスたちも基本的には温厚で、家の中は意外なほど平和です。

ただ、一つだけ例外があります。 あれほど面倒を見てくれていたお母さん役のルナですが、なぜかハチワレの1匹とだけは相性がイマイチなのです。顔を合わせると、挨拶がわりに猫パンチの応酬が始まります。

みんな仲良しだけど、たまにパシッ!と音が響く。そんな絶妙な距離感もまた、多頭飼いならではの賑やかな日常の一コマです。

まとめ

40匹の中から縁あって我が家にやってきた6匹と、先住猫のルナ。

まさか自分がアメリカで、7匹もの猫のお母さんになるとは夢にも思いませんでしたが、あの時、夫の「全員引き取ろう」という言葉に頷いて本当によかったと心から思います。

もちろん、7匹もいればトイレ掃除も通常の7倍、医療費だって可愛くはありません。

ですが、その苦労を遥かに上回る「癒やし」と「笑い」が、この家には毎日溢れています。7匹が団子になって眠る姿を見るだけで、どんな疲れも吹き飛んでしまうのです。

最後に、これから猫を迎えようか迷っている方、あるいは「2匹目、3匹目を迎えたいけど大変かな?」と躊躇している方、あなたのお家と心に少しだけスペースがあるなら、どうか恐れずにその一歩を踏み出してみてください。

「大変さ」は足し算ですが、「幸せ」は掛け算で増えていきます。 一匹の猫を救うことで世界が変わるわけではありませんが、その猫にとっての世界は、あなたの決断で確実に変わるのですから。

最後まで読んでくださりありがとうございました。 それでは、今日もPaw-someな1日を!

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