「サンディエゴって、年中天気が良くて海もあるし最高じゃん!」 そんなキラキラしたイメージを持って移住や旅行を計画しているなら、ちょっとだけ待ってください。
今のカリフォルニア州、特に関東の生活コストを遥かに凌駕するサンディエゴの物価は、もはや「異常事態」と言っても過言ではありません。
2026年4月に発表された最新の消費者物価指数(CPI)では昨年より3.2%の上昇を記録。中でも電気代やガソリン代といったエネルギー価格の跳ね上がり方は、全米でも一、二を争う過酷さです。
実は、サンディエゴは「全米で最も住むのが高い都市」に選ばれたこともあるほど、家計にとってはハードモードな街。
家賃やローンの支払いのために必死に働く、なんて声もあちこちから聞こえてきます。
「実際、普通に暮らすだけでいくら飛んでいくの?」 「最新のリアルな数字を知って、心の準備をしておきたい」
そんな方に向けて、サンディエゴで暮らす3人家族・我が家の「1ヶ月の生活費内訳」を大公開します!
「これからサンディエゴに住む予定の人」や「旅行で来るのに予算を見積もりたい人」に向けて、住んでいるからこそわかるリアルな出費の詳細ををお届けします!
サンディエゴ生活をする我が家の1ヶ月の生活費内訳
まずは、サンディエゴで暮らす我が家の生活費を表にまとめました。
| 項目 | 金額(月額目安) |
| 住居費 | $4,250 |
| 車の維持費 | $900 |
| ガソリン代 | $350 〜 $450 |
| 光熱費・通信費 | $190 〜 $220 |
| 食費・日用品 | $450 〜 $600 |
| 合計 | 約 $6,140 〜 |
表を見て驚かれた方も多いかもしれませんが、これが今のサンディエゴで暮らす「普通」の感覚なんです。それぞれの項目について、詳しく説明していきますね。
住宅ローンと管理費:住居費だけで月$4,250
サンディエゴの住宅価格高騰はとどまる所を知りません。我が家は毎月のローン(モーゲージ)が$3,800。
さらに、コミュニティの維持費であるHOA(管理費)が$450かかります。 家賃ではないので資産にはなりますが、毎月これだけの額が固定で出ていくのは、正直かなりのプレッシャーです。
燃料代と保険:車2台の維持費も「家賃並み」
車社会のサンディエゴでは、一家に一台あるのが普通です。我が家は夫婦で2台所有していますが、その維持費も強烈です。
我が家は夫婦で2台所有していますが、ローンと保険代だけで毎月$900が固定で消えていきます。
これ、車を置いているだけで毎月約13万円以上が飛んでいく計算なんです。
さらに追い打ちをかけるのが、今年に入ってから急騰しているガソリン代です。
夫が通勤で使うトラックは、1ガロン$5という今の価格だと、給油だけで月に$300近くを覚悟しなければなりません。
私のSUVも、娘との買い物や公園への往復だけで、気づけば月に$150くらいは消費しています。
結局、ローン・保険・ガソリン代を合わせると、車を維持するためだけに毎月$1,300(約20万円)近くを支払っているのが現実です。
通信・光熱費:全米最高値のSDG&E
サンディエゴ市民の共通の悩みといえば、全米一高いと言われる電気代(SDGE)。
ちなみにSDGEは「San Diego Gas and Electric」の略だそうです。
我が家は$120〜$150程度に抑えていますが、これはピーク時間を避けて洗濯機を回したり、こまめに消灯したりと、主婦の涙ぐましい努力の結果なんです。
そして、通信費はWifiと夫婦のスマホ2台を合わせて大体$150ほど払っています。
食費:家計の唯一の「調整弁」
住宅や車に莫大なコストがかかる我が家にとって、唯一自分たちの努力でコントロールできるのが「食費」です。
現在の設定は週$100〜$140、月間で約$450〜$600に抑えることを目標にしています。
もちろん、この金額で収めるには徹底した工夫が必要です。正直に言って、毎回ミツワなどの日系スーパーで買い物をしていたら、一瞬で予算オーバー。
そのため、普段はALDI(アルディ)や、ベースをフル活用して、食費を可能な限り低く抑えています。
そして、この「月$500前後」という数字は、あくまで自炊を徹底した場合のものです。
今のサンディエゴはランチ1人$15~$30が当たり前。もし外食を一度でも含む月は、ここから一気に跳ね上がってしまいます。
だからこそ、毎月かつかつな家計を守るために、外食は極力控えてるのが我が家のリアルな現状です。
「贅沢」とは程遠いリアルなサンディエゴ生活事情
さて、ここまで我が家のガチな家計簿を紹介してきましたが、合計金額だけ見ると「えっ、月90万円以上!?優雅なセレブ生活?」なんて思われちゃうかもしれません。
でも、現実はその真逆です。
今のサンディエゴは、住む場所と車を確保するだけで、お給料の大半が吸い取られていくような感覚です。
サンディエゴ生活を「楽しめるか」は、正直お金の余裕次第?
ここまで読んでくださった方は、「サンディエゴって住むのには結構高くない?」と感じたかもしれません。
正直、家計簿と睨めっこする毎日は楽ではありませんし、銀行の残高を見ては溜息をつくこともしょっちゅうです。
私自身、もともと「どうしてもサンディエゴに移住したい!」と憧れてここに来たわけではありません。
実際に住んでみると、確かに一年中カラッとした天気は最高だし、日本へのアクセスも良くてLAも近い。
この環境は、間違いなく贅沢なものだとは感じています。
でも、その「贅沢」を心から楽しめるかどうかは、やっぱり「お金にどれだけ余裕があるか」に直結しているというのが、住んでみてわかった私の本音です。
例えば、物価もガソリン代もこれだけ高いと、観光地が近くにあっても、「駐車場代が高いから行くのをやめようかな」「外食が高すぎるから、お出かけしてもすぐ帰らなきゃ」と、お金の心配が先に立ってしまうんですよね。
結局、サンディエゴという街をフルに味わうには、この「高い固定費」を払った上で、さらに遊びに回せる余裕が必要だと思います。
これからサンディエゴに来る予定の方の参考になればうれしいです。
まとめ
今回は、サンディエゴで暮らす我が家のリアルな生活費内訳を大公開しました。
改めて振り返ると、固定費だけで月$5,000超え、合計すると月$6,000以上という数字は、やっぱり何度見ても「えぐい」の一言です。
日本にいた頃の感覚では到底信じられないような金額が、ここサンディエゴでは「普通に暮らすための最低ライン」として消えていきます。
実際に住んでみて痛感するのは、サンディエゴの最高の気候や便利な立地を心から楽しむには、家計の「余裕」が絶対条件だということ。
お金に追われてばかりだと、せっかくの青い空を見上げる余裕すらなくなってしまいます。
これからサンディエゴに来る予定の方は、しっかりとした予算を組んでくださいね。
皆さんのサンディエゴ旅行・生活が、充実したものになりますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
