アメリカで生活するなら運転免許はマスト!
なぜなら、アメリカは車なしではどこにも行けない車社会だからです。
そんな必須アイテムを手に入れるため、私はサンディエゴ 郊外El Cajonで実技試験に挑戦してきました。
緊張しまくりでしたが、実技試験の流れや攻略法3つをシェアします!
実技試験の当日の流れ
当日はまず、DMVに着いたら予約の10分前までにチェックイン/受付を済ませましょう。
実技試験を受ける際には、以下の書類が必要です
- 仮免許証(Permit)
- 車両登録証(Registration)
- 自動車保険証(Insurance)
一つでも忘れると、試験を受けられないので必ず全て持参しましょう!
カリフォルニア州では、仮免(Permit)を持っている場合、18歳以上で有効な運転免許を持つ人が必ず助手席に同乗する必要があります。
これは、運転中に万が一のことがあった場合には指示や安全確保ができるようにするためです。
実技試験の時も同じルールが適用されるので、試験場まで一緒についてきてもらうことになります。
私の場合、ローカルのドライビングスクールが提供する、試験当日の一時間前のレッスンと試験での車両利用のパッケージを利用しました。
私が利用したスクールは、「Liberty Driving&Traffic School」です。予約したレッスンは「2 Hrs Behind The Wheel Lessons」の$145(約21,852円)と、「DMV Test Package」の$150(約22,607円)で、試験前日と当日の二日間受けました。
予約はスクールのウェブサイト[https://libertydrivingschool.net/]から出来ます!
攻略法1:車両の安全確認
実技試験に合格するための最初のポイントは、試験前に車両が安全に走行できる状態かを確認することです。
DMVの受付で渡される「Driving Performance Evaluation Score Sheet」の左側には「Pre-Drive Checklist」が書かれています。以下が書かれている項目です:
- Driver window
- Windshield
- Rear view mirrors
- Turn signals F/B
- Brake lights
- Tires
- Foot Brake
- Horn
- Emergency/parking brake
- Arm signals
- Windshield wipers
- Defroster
- Emergency Flasher
- Headlights
- Passenger door
- Glove box
- Seat belts
- Head restraint
- Automated TechnologyY N U
- Recording Device D N
実際に受付でもらったシートがこちらです。

私は試験が始まる前に、これから試験を受ける車が待機するところで試験官が出てきて、ギアをパーキングに入れてエンジンをかけたまま9〜14番までの項目を指差しで確認されました。
これらの項目は必ず指差しで答えられるようにしておきましょう!
そして、窓を開けて手信号(左折・右折・停止の合図)の確認もされるので必ず覚えておきましょう!
攻略法2:合図と停止を徹底する
カリフォルニアの実技試験では、ウィンカーの出し忘れや停止線での不完全停止が最もよくある減点ポイント。
- 右左折の30メートル前には必ずウィンカーを出す
- 車線変更時も必ず確認・合図
- 停止線では完全にタイヤが止まっていることを確認し3秒数える
ドライビングレッスンを受けた際にも、この3つを徹底しなさいと先生に何度も言われました。
私が受けたEl CajonのDMVには駐車場内にもSTOP(一時停止サイン)があるので、ここも忘れずに必ず一時停止するよう念を押されました。
攻略法3:試験コースを練習しておく
試験コースには、歩行者や自転車が多い住宅街の走行と、縦列駐車・バック走行が含まれることが多いです。
- 制限速度を守る(特に住宅街は時速25マイル)
- 歩行者や自転車がいたら必ず優先
- 縦列駐車・バック走行は試験前に練習
今回私が受けた時、試験管に指示され、二回に分けて住宅街に入りましたが、縦列駐車とバック走行は含まれませんでした。(ドライビングスクールの先生曰く、これは結構レアらしいです)
また、先生曰くサンディエゴ内で実技試験を受けるのなら、El Cajonが比較的簡単なコースが多いのでおすすめだと言っていました。
幸いなことに、レッスンで先生が教えてくれたコースが試験官の指示するコースとほぼ同じだったため、事前に走行速度やどんな標識サインがあるのかを把握していたので助かりました。
実技試験終了後
試験が終わりDMVの駐車場に駐車をすると、試験管から合否を口頭で伝えられます。
私は無事一回のトライで合格することができました!
私の帰りを待っていてくれたスクールの先生が外にいたので、すぐに「受かりました!」と言い、DMVの中へ入り必要な手続きを行いました。
最初に受付をしたブースにシートを提出したら、「Interim Driver License」と書かれた紙の免許をもらいます。それを携帯すれば、晴れて一人で運転することができます。
肝心な免許証のカードは、2〜4週間前後で登録した住所に投函されると言われました。
私の場合は、9月4日に合格し、9月16日に免許証が自宅に届きました。(1週間ちょっと)
有効期限は2030年なので、5年間。デザインはまさにカリフォルニア州らしく、クマが右上に印刷されています。

より詳しい情報は、カリフォルニア州DMVの公式サイト[https://www.dmv.ca.gov/portal]を確認してください。
まとめ
実技試験は、落ち着いて基本動作をしっかり行うことができれば必ず受かります。
覚えておきたいのはこの3つ
- 車両の安全確認
- 合図と停止を徹底する
- 住宅街・駐車の練習をする
当日は緊張するかもしれませんが、準備しておけば必ず合格できます!
これからアメリカで運転免許を取得するなら、この流れと攻略法を押さえて挑戦するのがおすすめです!