アメリカで避妊インプラント「ネクスプラノン」の挿入から取り外しまでのリアル体験談!

医療

アメリカに住んでいると、日本とは違う医療制度や薬の買い方に驚くことが多いですよね。

特に避妊に関しては、日本よりも選択肢が多く、入手方法も異なります。

今回は私が体験した避妊インプラント「ネクスプラノン」についてまとめました。

ネクスプラノンって何?

ネクスプラノン」(NEXPLANON)は上腕の皮下に小さな棒状のインプラントを挿入して、体内にホルモンを放出することで避妊効果を得られる方法のことです。

私が入れていたのは3年間有効タイプで、一度入れてしまえば毎日薬を飲む必要がなく、飲み忘れなどの問題がないのもメリットの一つです。

効果が切れる頃になると取り外す必要がありますが、その際はまた新しいものを入れるか、別の方法を選ぶことができます。

また、妊娠を望むときは医師に取り外してもらえば、多くの場合すぐに妊娠の可能性が戻るとされているのも安心材料です。

ただし、挿入や取り外しは必ず医師による処置が必須で、副作用としては整理不順や出血パターンの変化などが起こることもあります。

当時、私はピルの飲み忘れが原因で妊娠することを心配していたため、ネクスプラノンを入れた生活はかなり楽でした。(特に旅行や一時帰国が多いと、時差もありピルを飲む時間に誤差が出るため)

ネクスプラノンを入れるときの流れ

私がネクスプラノンを入れたのは「Planned Parenthood」というクリニックでした。

保険が適用されたため、費用はかからず、電話で事前に予約を入れてその日のうちに処置をしてもらえました!

当日はまず局所麻酔をしてもらい、皮膚の感覚がなくなってからドクターが専用の器具を使ってインプラントを挿入します。

処置は短時間で終わり、帰る前に「インプラントの期限/ドクター名/入れた箇所」が記載されたブルーのカードを渡されました。

これは取り外しの時期を忘れないための大切な記録なので大切に保管しましょう!(私は写真も撮っておきました)

処置後は、幹部に絆創膏を貼った状態でそのまま帰宅。ドクターからは、「痛みが出たら市販の痛み止めを飲んでね」と言われました。

麻酔が切れてから少し突っ張るような痛みがあったので、実際に痛み止めを飲みましたが、それ以上の大きな違和感はありませんでした。

ただ、インプラントを入れた左腕の皮下を触ると、小さな棒が確かに入ってるのがわかり、最初はとても不思議な感覚でした。

傷跡も気になるかなと心配していましたが、小さく薄い丸い形の傷が二の腕の内側に出来ただけで、目立つこともなく安心しました。

実際に取り外したときのこと(日本での体験)

ネクスプラノンの取り外しは、私の場合アメリカではなく日本で行いました。

ちょうどその時私は北海道のニセコというスキーリゾートで有名な町に住んでいたので、Niseko International Clinicに連絡して予約を取り、取り外してもらうことにしました。

取り外しも挿入時と同様に局所麻酔から始まります。

麻酔が効いた後、皮膚に小さくメスで切開を入れて、その穴からインプラントの棒を取り出してもらいました。

処置中は痛みを感じることはなく、非常にスムーズでした。

取り外した後は縫合してもらい、ドクターからは「1週間後に自分で抜糸してくね」ち説明を受けました。

実際、1週間後に自分で抜糸をし(ハサミで糸を切るだけ)で済んだので、想像していたよりも簡単で負担が少なかったです。

傷跡も入れた時に出来たものだけでメスの痕はほぼなく、安心しました。

まとめ

ネクスプラノンは、一度入れれば最長3年間の避妊が可能で、毎日薬を飲む必要がない便利な方法です。

私はアメリカで入れて、日本で取り外しましたが、どちらも局所麻酔で痛みはほとんどなく、スムーズに終わりました。

忙しい生活の中で長期的に避妊を考えているなら、ネクスプラノンを是非検討してみてください!

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