アメリカで妊娠・出産を迎えることになった時、「日本と全然違う!」と戸惑う方は多いはず!
病院の選び方や健診スタイル、出産方法まで、最初は不安になりますよね。
私も同じ気持ちでしたが、事前に下調べをしておくことで安心することができました。
この記事では、アメリカでの妊娠・出産に関する基本的な流れや、日本との違い、準備しておきたいことを紹介します!
アメリカでの産婦人科の選び方
アメリカで妊娠がわかったら、まず「OBGYN(産婦人科)」を選びます。
私の場合、自宅から近くてレビューが比較的に高い産婦人科を選びました。
ウォークインが可能な病院もありますが、私は電話で事前に予約をしてから診察に行きました。
妊婦検診のスタイル
日本と大きく異なるのが、健診の頻度や内容です。
- 妊娠初期は月1回、その後は妊娠後期になるにつれて回数が増える
- 体重管理は日本ほど厳しくなく、増加に寛容
- 超音波検査は必要最低限(日本のように毎回は行わない)
「え?これだけ?」と驚く人も多いですが、基本的にアメリカでは問題がなければシンプルに進むのが一般的です。
出産方法の違い
アメリカでは無痛分娩(Epidural)が主流です。
- 多くの病院で麻酔科医が常駐しており、希望すれば無痛分娩(Epidural)が可能
- バースプランを作成しそれをナースやドクターに共有することが可能
- 帝王切開(C-section)は医師の判断で行われることもある
私は事前にバースプランをPCで作成し印刷して、出産時に持ち込みましたが共有する暇なんぞなくそのまま緊急帝王切開に至りました…。
今考えると、事前に下調べをしてハプニングに備える(例:ベーシックな医療単語を知っておく)ことをやっておいて本当に良かったと思いました。
「出産は命がけ」って本当です!
出産費用と保険
アメリカでの出産費用はめちゃくちゃ高額で、数千ドルから数万ドルになることもあります。
ただし、駐在員の場合は会社の保険がカバーしてくれるケースが多いため、事前に保険がカバーしている項目を確認しておくことが重要です!
私の場合、軍のプライムケアに加入していたので、出産・入院三日間の全ての費用を軍の保険によってカバーしてもらいました。
後々、自宅に請求書が届いたのですが値段を見て心臓が止まるかと思いました…。(保険に入っていて本当に良かった…)
出産後のサポート
日本では里帰り出産や産後ケアが一般的ですが、アメリカでは基本的に「自己管理」。
- 病院の滞在は1〜2日で退院することが一般的
- 産後健診は6週間以内に一回のみ
そのため、産後はパートナーや家族のサポートがとても大切です。
まとめ
アメリカでの妊娠・出産は、日本とは制度も文化も大きく違います。
最初は戸惑うことも多いですが、事前に流れや費用、サポート体制を理解しておけば安心して出産に臨めます。
これからアメリカでの出産を迎える方は、是非この記事を参考に準備を進めてみてくださいね!