アメリカで生活をスタートする時に欠かせないのがSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)。
銀行口座の開設や就職、クレカの申請など、何をするにも必要になります。
私の場合はOPTビザで滞在していた時、EADカードが届いた後に自動的にSSNカードも自宅に送られてきました。
人によって手続きが違うこともあるので、この記事ではSSNの基本の取得方法と合わせて、私のOPTビザと同時の取得経験も紹介します!
SSNとは?
アメリカで生活をする上で欠かせないのが、Social Security Number(社会保障番号)、略してSSNと呼ばれるものです。
例えば、銀行口座の開設や、就職、さらにはクレジットカードや住宅契約など、あらゆる場面で求められるため、「アメリカ生活の基盤」とも言えます。
そのため、SSNを持っていないと生活が一気に不便になるなんてこともあります。
SSNは日本のマイナンバーとよく似ていますが、いくつか大きな違いがあります。
マイナンバーは行政手続きが中心ですが、SSNは銀行や就職、クレジットなど、生活全般で日常的に使う番号です。
つまり、SSNは「生活のあらゆる場面で必要になる番号」と覚えていくとわかりやすいです。
また、SSNはとても大事な個人情報なので、紛失や盗難には要注意です!
カード自体は紙で、名前/番号/署名欄だけが記載されているシンプルな見た目ですが…情報の価値は絶大です!
紛失すると再発行の手続きが必要になり、詐欺や不正利用のリスクもあります。
だからこそ、安全に保管することと、紛失時の対応方法を知っておくことが大切です!
SSNを申請できる人と必要書類(OPTビザ版)
SSNは誰でも申請できるわけではなく、ビザの種類や滞在目的によって申請資格が異なります。
例えば、F-1ビザの留学生の場合は、キャンパス内での就労が決まった時に申請でき、HやLなどの就労ビザ保持者は比較的スムーズに取得できます。
私の場合はOPT(Optional Practical Training)ビザで滞在していた時にSSNを取得しました。
必要書類は以下にまとめました。
- パスポート
- I-20(学校側で発行してもらう)
- I-94
ただ少し特別だったのは、EAD(Employment Authorization Document/就労許可証)カードが届いた後に別途申請をしなくても、自動的にSSNが自宅に郵送されてきたことです。(詳しい説明はこの後にしています)
下記にOPTビザの申請から受け取りまでのスケジュールをまとめています。
OPTビザ | 2023年9月15日申請→2023年10月26日取得 |
EADカード | 2023年10月29日受取完了 |
SSN | 2023年10月26日受取完了 |
OPTではこのようにEADカードとセットで届くこともあれば(先に届いたり後に届くこともある)、通常のオフィス申請とは少し違った流れになります。
SSNの取得方法とOPTビザでの申請の流れ
一般的にSSNを取得するには、最寄りのSocial Security Officeに行く必要があります。
事前に予約を取り、必要書類を持参して申請手続きを済ませると、2〜3週間ほどでカードが自宅に届きます。
一方で、OPTビザの場合は少し事情が異なります。OPT申請時に「SSNも同時に申請する」オプションを選んでいれば、EADカードが承認/発行されたタイミングで、自動的にSSNが自宅に郵送される仕組みになっています。
私自身もこのパターンで、EADカードが到着する前にSSNが届きました。
もしOPTビザを申請するのであれば、この同時にSSNも申請するオプションを選択すると、わざわざオフィスに行く必要もなく、とてもスムーズに取得可能なのでおすすめです!
まとめ
SSNはアメリカ生活を送る上で必要になるとても大事なアイテムです。
私のようにOPTビザを申請時に一緒にEADカードとSSNをセットで申請できる場合もあります。
「見た目はただの紙、でも価値はプライスレス!」なので、早めに準備/申請して、大事に保管することを忘れずに!
あなたもSSNを取得してアメリカ生活の第一歩を踏み出してみてくださいね。