こんにちは、カリママです!
アメリカでの出産費用がいくらか、聞いたことはありますか?
実際に私が出産した病院から請求された総額は…約$73,000(約1,000万円)!
しかし、加入していた保険でカバーされたので自己負担額の支払いだけで済みました。
この記事では、アメリカでの出産費用の内訳、保険によってカバーされた費用を写真付きで紹介します。
アメリカの出産費用はなぜこんなに高いの?
「アメリカでの出産は高い」とよく耳にしますよね。
実際に私の元に「1,000万円」を超える請求書が届いた時は、正直「ええええっ、嘘でしょ?!」と声を上げて驚きました。確かに、日本とは桁違いの「定価」が設定されているのは事実です。
なぜこれほど高額な明細になるのかというと、アメリカは病院ごとに自由な料金設定ができ、医師・麻酔科医・設備費・薬代などがすべて個別に、しかも高単価で積み上げられるからです。
でも、安心してください。私が実際に1,000万円を支払ったわけではありません。
ここで重要になるのが「保険」の存在です。日本でも医療費の「3割負担」や「高額療養費制度」があるように、アメリカの保険にも「自己負担上限額(Out-of-Pocket Maximum)」があります。
つまり、届いた請求書が高級車1台分であっても、実際に私たちが窓口で支払うのは、保険プランで決められた自己負担額の上限までなんです。
アメリカ出産費用の総額の内訳
こちらが実際に届いた請求書です。
私の場合、緊急帝王切開で出産後に4日間入院したため、その費用が一番高額でした。

合計金額は$72,915.32
最初は「桁間違えてるんじゃない?」と思いましたが、れっきとした正式な明細でした。
内訳を見てみると…
| 内容 | 費用 |
| Room&Board (入院中の個室・食事・看護) | $31,400 |
| Pharmacy (投薬・処方薬費用) | $806.32 |
| Laboratory (胎盤・血液などの検査費用) | $727 |
| Laboratory Pathological (胎盤・血液などの検査費用) | $818 |
| Operating Room Services (帝王切開時の手術室使用料) | $20,420 |
| Anesthesia (麻酔科医による施術費) | $8,180 |
| Recovery Room (出産直後の回復ケア費用) | $6,980 |
| Labor Room/Delivery (分娩室利用料) | $5,002 |
| Other Therapeutic Services (モニタリングや治療サポート) | $892 |
| $72,915.32 |
アメリカでは、まさに一つ一つの医療行為が全部請求対象で、医療のクオリティは高いけど、請求額もその分桁違いです。
アメリカ出産費用の保険でカバーされた金額
結果、実際に私が支払った金額はたったの$89.20でした。

私の場合、アメリカ国防総省が運営すする保険「TRICAREセレクト」に加入していたので、ほぼ全額をカバーされたため自己負担額を支払うだけで済みました!
もし保険に入っていなかったら、高額な医療費を自費で支払うことになっていたと思うとゾッとします。
アメリカでは保険加入は必要不可欠です。実際にこの請求額を見たら、保険がなかったら今頃ホームレス生活でもしてるんだろうかと思ったりもしました。(保険は絶対加入してください)
アメリカ出産前に確認しておくべきこと3選
これからアメリカで出産を予定している方に、私の経験からお伝えしたいのは「準備が全て」ということです。下記に出産前に確認しておくべきことをまとめました。
- 保険のプランを必ず確認
出産・入院・麻酔などがどこまでカバーされるか、契約書を見直しておきましょう。
2. 病院に見積もりを依頼
「Estimate(見積もり)」を事前にもらうこともできるので、病院に聞いてみましょう。
3. Out-of-pocket max(自己負担額上限)を確認
この金額を超えた分は、基本的に保険で全額カバーされるので、見直しておきましょう。
これらを事前に確認するだけで、数百ドル単位の無駄な支払いを防げることもあります。
アメリカでは、保険の種類と出産する病院で負担額が異なるので、事前に必ず両者の詳細を確認することをおすすめします。
まとめ
アメリカでの出産費用について、実際の数字と仕組みをご紹介しました。最後にポイントを整理します:
- 請求額と支払額は別物: 病院からの請求額(定価)が1,000万円を超えても、それがそのまま自己負担になることはまずありません。
- 「Out-of-Pocket Maximum」が守ってくれる: 加入している保険プランには必ず「年間自己負担上限額(Out-of-Pocket Maximum)」が設定されています。どんなに医療費がかさんでも、この上限を超えて支払うことはありません。
- 事前の確認が安心への鍵: ご自身の保険プランの「Deductible(免責額)」と「Out-of-Pocket Maximum(最大自己負担額)」さえ把握しておけば、最大でいくらかかるかが明確になり、費用の不安は解消されます。
異国での妊娠・出産は、言葉や文化の違いだけでも大きなプレッシャーがかかるものです。そこに「莫大な医療費」の不安まで背負う必要はありません。
私自身、最初は請求書の額面に震えましたが、仕組みを理解し、保険が適用された後の実際の支払額を見て「これならなんとかなる」とホッと胸をなでおろしました。
出産を控えるママの皆さんは赤ちゃんに会える楽しみにフォーカスして、残りのマタニティライフを穏やかに過ごしてくださいね。
元気な赤ちゃんが生まれますように!


