アメリカでの生活が始まると、まず戸惑うのが「ミリタリーID」の申請。
「どうやって申請するの?」「必要書類は?」と不安になりますよね。
このIDがあればベースへの出入りはもちろん、ミリタリーベネフィットなどミリタリーライフがぐんと快適になります。
この記事では、スムーズに申請できるように、ミリタリーID申請の流れと必要書類をわかりやすくまとめました。これから手続きを控えている方は、是非参考にしてみてくださいね。
ミリタリーIDとは?
ミリタリーIDとは、軍人本人だけでなく、その家族や扶養者に対しても発行される“Dependent ID”身分証明書です。
ベースへのアクセスや、医療・教育・ショッピングなどの特典を受ける際に欠かせない存在です。
ミリタリーIDはアメリカでの身分証明の他に、ミリタリーベネフィットを受ける際に必要なので必ず取得しましょう。
申請できる対象者
- 現役軍人(Active Duty)
- 予備役・退役軍人(Reserve/Retired)
- 軍人の配偶者や子供などの扶養家族
- 特定の条件を満たす元軍人や遺族
対象者ごとに必要書類や条件が異なるため、事前の確認が必要不可欠です。
申請に必要な書類
軍人の配偶者である私のID申請に必要だった書類はこちらです。
- 身分証明書2つ(例: パスポートと運転免許証)
- Social Security
- 結婚証明書(Marriage Certificate)
- 配偶者(スポンサー)の同席または承認書類
*必要書類の中のどれか一つでも欠けていると却下されるので、必ず全ての書類を原本で持参しましょう。
また、国際結婚あるある「苗字がアメリカと日本で一致していない」問題は特に要注意!アメリカの苗字と同じものが記載されているIDを持参しないと、これまた却下されます。
事前に電話で予約をしておくと、待ち時間も少なくスムーズなのでおすすめです。
当日の流れ
- 受付
- 必要書類確認
- 写真撮影
- 指紋採取
- ID交付
私の場合、受付をした後に少し待ち時間がありました。(電話で予約済み)
その後、名前が呼ばれたら、個別スペースに移動してすぐに写真を撮られます。
IDの顔写真なので、身だしなみは事前に整えておきましょう。
写真撮影後、指紋を採取したらIDをその場でもらうことができます。
*IDオフィスは平日しか営業していないので、ご注意を!(月曜日はかなり混みます)
まとめ
ミリタリーIDは、軍人やその家族にとって生活を支える大切な証明書です。
- 申請には、対象者ごとに異なる書類や条件があり、事前の確認が重要です。
- 必要書類を揃え、予約を入れてからオフィスに向かえばスムーズに手続きができます。
これからミリタリーIDの申請を予定している方は、是非この記事を参考にして準備を進めてみてくださいね。